時の記念日|6月10日のことです。
Release: 2018/06/10 Update: 2018/06/10
時の記念日
六月十日は、「時の記念日」である。
しかし時間を正確に守るのは、実は文化の進んだ社会でのことではなくて、動物の生活は、時間厳守で一歩もまちがえない。
正しい時間の中に生きているのが、生物の本質である。
時間というものは、生物のために設けられた宇宙の規定でもある。
時間とは、空間の連続を、たてに区切ったものである。
実は時間などというが、あるのではない。ただ無始より以来、無限の一大連続があるのみである。
6月10日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
使い方というのが問題になってくるんだと思います。
明るい時に活動して暗くなった寝る。そのパターンが人間という生物の時間なんでしょうね。
夜しか活動しない生物もいる。
一大連続である時間。
その時間をどう使うのかということが一番の課題ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
芸術道は鍛錬道 すべて我が国に生まれた芸術道は、いずれも捨我精進の鍛錬道でないものはありません。我が書道もまた、至純なり滅私錬成の芸術道であることは、いうまでもありません。 まず、机の前に端座する、筆…
男の倫理 男は、「陽」で勇敢で、心配知らぬというのでなくてはなりません。 「苦しいところは我輩で受けもとう、むずかしいところは私が引き受けよう」という、これが男というものであります。 そして、あくまで…
朗らかな心 朗らかな心はすべてのものを、いだく、育てる、進める、成就させる。 朗らかな心は、人生の光明であり、温熱であり、なごやかなうるおいである。 腹はすいた、足は疲れた、すでに夕方が近づいてくる。…
あっても、なくても 金銭の豊かなときに安心して喜ぶ気持ち、いい気になる気持ち、実はこれが、貧乏人の根性です。 金銭が無くて困ることはいうまでもない。しかし、無ければ、有るように努力すればよい、努力して…
人の世のすべては、自分の鏡であり、さらに草木も、鳥獣も、自然の動きも皆、わが鏡であることが判ってくる。 作物も、家畜も、わが心の生活をかえれば、その通りに変わっていゆく。 私をとりまく大自然は、ただわ…