物の情|3月26日のことです。
Release: 2018/03/26 Update: 2018/03/26
夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章)
それもののひとしからざるものはじょうなり。(とうぶんこうかみだいよんしょう)
【訳】
そもそもどんなものでも違いあって同じではないということは、ものの自然の在り方である。
孟子一日一言、3月26日の言葉です。
世の中には一つとして同じものはないということでしょうね。
大量生産されるものでも作られた時間や作った人さまざまに違いがありますね。
すべてがまったく同じというはあり得ない話です。
それが自然というのは当然です。
人だって全く一緒で違う考えでそれぞれが生きています。
違うのが当たりまえですね。
自分を中心に考えるからおかしくなる。
違ってあたりまえですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
聖人の門に遊ぶ者は(百家の言も)言と為し難し。 聖人の門に遊ぶ者は(百家の言も)言と為し難し。(尽心上二十四章) 【訳】 聖人の門に学んだ者は(大抵の言葉をきいても)たいした教えと思わないものである。…
己れを枉げて 吾れ未だ己れを枉げて人を正す者を聞かざるなり。況や己れを辱しめて以て天下を正す者をや。(万章上七章) われいまだおのれをまげてひとをただすものきかざるなり。きょうやおのれをはずかしめても…
商売は家庭の和から 一家の愛和は縦と横と二つの結びが十字形に結びあって、花咲き乱れた春の野のようにあたたかく、ナシやカキの実った秋のように豊かでないと、商売はうまくまいりません。 縦は親子のむつみ、横…
其の揆一なり 先聖後聖其の揆一なり。(離婁下首章) せんせいこうせいそのきいつなり。(りろうしもしゅしょう) 【訳】 先の聖人(舜)も後の聖人(文王)も(生まれた土地や時代にもかかわらず)その行った道…
王者の師 王者起こるあらば必ず来りて法を取らん。是れ王者の師たるなり。(滕文公上三章) おうじゃおこるあらばかならずきたりてほうをとらん。これおうじゃのしたるなり。(とうのぶんこうかみさんしょう) 【…