金銭を得る人|11月12日のことです。
Release: 2018/11/12 Update: 2018/11/12
金銭を得る人
ほんとうの金銭を得る人は、無欲の人である。大事業家は、無欲の人である。事業は欲心で左右されるようなものではない。ただせずにおられず、仕事そのものがすでに無上の喜び、無限の恵みであって、歓喜にみちて働く、そこに事業がおのずから成功し、金銭は自然に集まるのである。二宮尊徳先生が、弟子に示したたらいの水の例話のように、欲心を起して水を自分の方にかきよせると、向うににげる。人のためにと向うにおしやれば、わが方にかえる。金銭も、物質も、人の幸福も亦同じことである。
11月12日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
せずにおられずにいること。生理的な欲求にまで達する。
そうなれば食事をすることや寝ることと同じようになり、習慣になっていく。
本来、仕事というものはそういうものであるよな気もします。
人生の大半の時間を仕事に使うのですからそのような状態にならない仕事ならば問題なのかもしれません。
たくさんのショートゴールを作りながら進むことこれが楽しみにならなければいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
己を尊ぶ 己を尊ばなければいけない。 いつでも諸君は、卑下してはならない。 自分の言うべきところ、立つべきところは、一歩も後に退いてはなりません。これが己を尊ぶということである。 己を尊ぶときに、人様…
朗らかになる法 まず何よりも、朗らかな声を出す、言ってしまう、表現する。 世の中のユーモアは、笑いは、詩は、歌は、漫画は、音楽は、世を朗らかにするために現れた神の奏楽である。 上を向く。空を仰ぐ。胸を…
慢心は成功の敵 復員したある人は、中部地方の村で、百姓をすることに定めた。 分け与えられた土地は、村でも有名なやせ地。植え付けも終わったが、やせ細った稲。しかし、悲観しなかった。「がんばるぞ」と、だん…
刀は魂の依代 日本の勝れた製品の中に、刀剣があります。この刀剣は、本来人を斬るものではなく、魂の寄るもの、霊をのせるもので、これを依代と申しました。 そして刀剣は同時に、工人の魂の依代であったわけであ…
岐路に立った時 光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、ひた押しに押し進む。また岐れ路に立った時、これをくり返す。かくて、たゆまず進んで止まぬと、ついには光明常住の彼岸、無為にして…