風雪の鍛錬
風雪の鍛錬
私は老木を見ていますと、その枝一つひとつが、いかに多くのの風雪にたえて来たかというこおとを、しみじみと感ぜしめられるのであります。いやしくも老木といわれる以上は、ただ木が大きいというだけではなくて、そこに一種のいいがたい気品とも言うべき趣がなくてはなりません。そしてその趣は、風雪によって鍛えられて、いわばその生なところがことごとく削りとられて、残すところがなくなったものであります。それ故植物でありながら、永年の風雪の鍛錬によって、そこには一種精神的ともいうべき気品が現れてくるのです。【406】
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仕事も常に困難との戦いともいうべきですね。
役に立つことを考えると準備というものはこの程度と言うわけにはいかないものです。
そういった様々なことをたくさん経験することで生が取れるというのはあるような気がします。
自分の都合で物事をやろうとした場合はなかなかうまくいくことはありませんね。
そこにはどこかしら辛さがあるわけですから木にしてみれば風雪ですが人間の風雪というものはそういう部分もあるかもしれません。
とにかく懸命に物事に挑戦することは風雪ですがしっかり向っていくしかありません。
来年の今頃はまた何か改善できていることでしょう。
さて気合いれましょうか。