ある時もない時も|2月9日のことです。
Release: 2018/02/09 Update: 2019/01/12
貧乏の時に、くよくよし、泣きごとを言い、食事もすまぬ・・・という人は豊かになると、心が急に大きくなって、威張りちらし、むだづかいもする、心のしまりをなくしてしまう。
プラスもマイナスも、共によいことです。昼と夜のように、豊かなとき乏しい時と波打って進んで行く、ここに自然の進行があります。どんなようすになっても少しも心をまよわさず、泰然自若としてその場を処する。「あるときもない時も、いつもにこにこいたします」というのが金銭に対する心持ちです。不動心です。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)2月9日の言葉です。
金銭に対する気持ち。
なんだか表現が素敵です。
しっかりと現状を把握していることはとても大切なことです。
現状把握からまず始めるべきですね。
自分の家にはいくらあるのかわからないというような状態では問題ですね。
まず、あるのかないのか。
金銭に気持ちまで動かされない状態をしっかりと作っていくことが大切ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
習うとは 努力とは、杭を打つようなものである。 同じ力で、同じま(間)でトン、トン、トンと打っていると、どんな土地にでも、どんな棒でも、ずっしりと土に食い入って、こんりざい動かなくなる。 まっすぐに、…
今こそ無二の時 人の自覚の第一歩は、今いる所をもっとも良いところだとし、今の時間をもっともよい無二の時だというところに始まる。 人生は一本勝負である。やりなおしが出来ぬ。 今をきらい、おそれる者は、人…
ものに感謝する ものを用いるときの心がまえはーー、「命をかけて作ったものとして、愛情をかける」ということです。 工人がまごころこめてつくったものを、着たり使ったり、あるいはお百姓が苦心してつくってくれ…
働きの報酬 働きには、必ず「報酬」がついてくる。 金銭でうける「報酬」は、多少があり、不公平があったりすかもしれないが、この自然にして当然に受ける報酬は、働きに比例して落ちもなく、忘れられもせず、必ず…
正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。…