じっと待機する|1月31日のことです。
Release: 2018/01/31 Update: 2019/01/12
冬は葉もふるい落し、枝もはだかになったような植物、枯れたように見える草木などは、実は衣更えの最中である。ゆびも凍るような高山の霧氷にとさされた木々の小枝、何とすさまじいがんばりだろうか。
まことに動物も植物も、少しがんばったりやせがまんしたりしているのではなくて、たださながら冬のさむさを迎えているのである。そして表面固く結んだ茂みの中には、花も葉も用意されているし、根は陽春の気動くとともに吸収のスタートを切って、水分と養分に備えて待機している。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月31日の言葉です。
じっと耐える時期もあるということでしょう。
耐えて耐えて蓄えて。
寒い時期をのりこえていくことも大切ですね。
終わらない冬もないですしね。
春はかならずやってきます。
明日から2月です。
あと2か月ほどです。
がんばりましょう。
今日も一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます
関連コンテンツ
すべて一芸一能に身を入れるものは、その道に浸り切らねばならぬ。躰中の全細胞が、画なら画、短歌なら短歌にむかって、同一方向に整列するほどでいなければなるまい。つまりわが躰の一切が画に融け込み、歌と一体に…
夫れ兵の形は水に象(かたどる)る。水の形は高きを避けて下きに趨き、兵の形は実を避けて虚を撃つ。(虚実) 夫兵形象水、水之形、避高而趨下、兵之形、避實而撃虚、(水因地而制流、兵因敵而制勝。) 「そもそも…
夫婦は一対の反射鏡 夫婦は違いに向いあった反射鏡である。夫が親愛の情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中の夫より外に男性はないと、ただ一途に夫にたよる。この時夫は又、世の妻より外によき女性…
三味境を味わう われわれが真に、自己の充実を覚えるのは、自分の最も得意としている事柄に対して全我を没入して三昧の境にある時です。そしてそれは、必ずしも得意のことではなくとも、一事に没入すれば、そこにお…
隠岐の「学聖」と言われた永海佐一郎先生という方は、「人間の真のネウチはどこにあるのか」という問題について、次のような定式を立てておられます。仕事への熱心さⅩ心のキレイさ=人間の価値 #運命を創る100…