ぱっととび起きる|6月16日のことです
Release: 2019/06/16 Update: 2019/06/16
ぱっととび起きる
さあ今から一日の仕事が始まるぞと、ぱっと目をさました。
人は、イキをするのも、食物を消化するのも、血がめぐるのも、すべて自分の力ではありません。自分では知らぬ大自然の力で、眠らされ、また目をさまされて生きているのです。
そうした、電気人形のような、自然力に生かされた人間が、イキという力でつながっている発電所から送ってもらっている電流に、目をさまされたのです。
スナオにパッととび起きる。そのとき、さわやかな朝風も、うるわしい鳥の声も、にこにこ草花も待っているのです。
6月16日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
ぱっと起きる。
基本ですね。
しかし、朝の時間が随分増えました。
3時代には明るくなってきますから。
自分の力ではない自然の力で生かされていると感謝しなければなりませんね。
大事な時間を有効にしっかりと使っていきたいものです。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
まことの芸術 苦難のないところに、ほんとうの芸術は生まれない。 名優のおどりを見、大家の名画を見ると、神技自在、何のこだわりもなく、すこしの苦しみも見えないが、これこそ全く一生かけて苦しみぬいた汗の賜…
ツバメは春きて、軒端に巣を作り、子を育てて、秋には南に飛んでいく。ミツバチは一団の社会を作って、けんかもしない。どのツバメは不幸でどのミツバチは幸福ということはない。 そうした中に、人間の社会だけは、…
苦難は人生の赤信号 これで不幸だ、災難だと恐れきらっていた人生の苦難は、実は「自然なレールからはずれたぞ、それでは不幸になるぞ」と注意してくれる赤信号であり、ほんとうの幸福の道にたちかえらせるためのむ…
人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい…
夫婦は一対の反射鏡 夫婦は違いに向いあった反射鏡である。夫が親愛の情にもえてやさしくすれば、妻は尊敬信頼して、世の中の夫より外に男性はないと、ただ一途に夫にたよる。この時夫は又、世の妻より外によき女性…