五覇|9月19日のことです。
五覇
五覇は諸侯を摟きて以て諸侯を伐つ者なり。(告子下七章)
ごははしょこうをゆきてもってしょこうをうつものなり。(こくししもななしょう)
【訳】
五人の覇者は天子の命令を受けず、勝手に味方の諸侯を引き連れて、他の諸侯を討伐したのである。
〇松陰は、「朱子の註に、五覇は功労も第一であったが、罪悪も最大である。とあるが、この言葉は我が国にも中国にも共通して覇者に対する適切な評というべきである」と記している。
9月19日、孟子一日一言の言葉です。
五人の覇者とだれだーということで調べてみました。
斉の桓公(在位紀元前685年 – 紀元前643年)
晋の文公(在位紀元前636年 – 紀元前628年)
秦の穆公(在位紀元前659年 – 紀元前621年)
宋の襄公(在位紀元前651年 – 紀元前637年)
楚の荘王(在位紀元前614年 – 紀元前591年)
覇者となるとやっぱり戦争をたくさんした人物ですから罪悪も最大というのは当然のことでしょう。
しかし、当時としてそういう戦争が当たり前の時代なのですからなんとも言い難いですね。
70数年前まで日本も戦争していたんですから平和といいうものがいかに大変かと共に自分が幸せということも感じなければいけませんね。
今日も一日がんばります。