人は鏡|3月9日のことです。
Release: 2018/03/09 Update: 2018/03/09
人は人、自分は自分と別々のいきものだと考えるところに、人の世のいろいろの不幸がきざす。
実は人はわが鏡である。自分の心を映す映像にすぎぬ。
親子、夫婦、交友、隣人、すべてわが鏡であって、わが心のままに変わって行く。
今日まで、相手を直そうとした。鏡に向かって、顔の炭をけすに、ガラスをふこうとしていたので、一こうにおちぬ。
自分の顔をぬぐえばよい。人を改めさせよう、変えようとする前に、まず自ら改め、自分が変わればよい。
3月9日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)言葉です。
ものの見方、考え方でどのようにも見える。
たしかにそうです。
その時の気持ちの持ちようで相手のことを受け止めたり反発心が芽生えたり。
よい心持ちでいなければありませんね。
私の場合はもっと考える時間(戦略時間)を持つ必要がありそうです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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