人生の峠路
Release: 2022/05/26 Update: 2022/05/26
人生の峠路
諸君たちは、その欲すると欲せざるとにかかわらず一日一日、否、一刻一刻、この人生の峠路に向かって歩みつつあるのであり、実はその一歩一歩が、諸君らの方向を決定しつつあるわけです。【43】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
そろそろ人生も下り坂ということは体ということで実感するわけです。
老眼や白髪、血液検査の結果などによって修正しなければいけない点というのが多々出現中なのです。
厄年あたりでいろいろと考えが変わるということはあるとは思いますが、できればもっと早くに人生というものについて考えたりする時間があるといいとは思います。
しかし、人により気づくことの時期は様々だということもあります。
なんにせよ、憧れる人を早くもつということは大事なことだと感じています。
関連コンテンツ
人は一時期下積みになっても、それは将来の土台づくりであり、一時の左遷や冷遇は、次の飛躍への準備期間であり、忍耐力・持久力の涵養期として隠忍自重して、自らの与えられたポストにおいて、全力発揮を怠らなかっ…
人生の歩み方① 人間の活動の大体六十歳頃までと考えますと、そのうち二十歳までは志を立てる時代と言ってよく、すなわち将来国家社会のために役立つ人間になろうという志は、十五歳頃から、遅くても二十歳までには…
人生の意義②力を出し切る 自分が天からうけた力の一切を、生涯かけて出し切るところに、初めて、小は小なりに、大は大なりに、国家社会のお役にも立ち得るわけで、人生の意義といっても、結局はこの外にはないと言…
愛するということは、元来「相手のために自己を捧げる」という意味がこもっているのです。いかに辛いことでも相手のためにそれを我慢し、さらには耐え忍ぶという所がなくては、真に愛してているとは言えないわけです…
逆境に処する態度 逆境に対処するには、われわれは一たい如何なる心がけが必要であろうか。 それに対してわたくしに忘れられないのは「隠岐の聖者」永海佐一郎博士の言われる「幸福は最初は不幸の形をして現れるの…