仁と不仁のみ|4月20日のことです。
Release: 2018/04/20 Update: 2018/04/20
仁と不仁のみ
孔子曰わく、「道は二つ、仁と不仁とのみ」(離婁上二章)
こうしいわく、「みちはふたつ、じんとふじんのみ」(りろうかみにしょう)
【訳】
孔子もいわれた。「人の道はただ二つである。仁と不仁とだけである」と。
4月20日、今日の孟子一日一言です。
すべてのことはやはり二極性をもっているのかなと感じます。
仁を常に意識すること(思いやりの心)を持つことこそが人の道。
生きていく上でもとても大事なことです。
不仁で生きていきたい人はいないと思いますが学ばなければ気づかないということはあると思います。
学び姿勢を持つことも大事ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
未だ君を弑するを聞かざるなり 仁を賊ふ者、之れを賊と謂ひ、義を賊ふ者、之れを残と謂ふ。残賊の人は之を一夫と謂ふ。一夫の紂を誅するを聞く。未だ君を弑するを聞かざるなり。(梁恵王下八章) じんをそこなうも…
昭々を以て人をして昭々ならしむ 賢者は其の昭々を以て人をして昭々ならしむ。今は其の昏々を以て日をして昭々ならしむ。(尽心下二十章) けんじゃはそのしょうしょうをもってひとをしてしょうしょうならすむ。い…
未だ夷に変ぜらるる者を聞かざるなり 吾れ夏を用って夷を変ぜる者を聞けるも、未だ夷を変ぜらるる者を聞かざるなり。(滕文公上第四章) われかをもっていをへんずるものをきけるも、いまだいをへんぜらるるものを…
故家・遺俗・流風・善政 故家・遺俗・流風・善政。(公孫丑上首章) こか・いぞく・りゅうふう・ぜんせい(こうそんいかみしゅしょう) 【訳】 昔から忠義を尽くしてきた旧家、後世に残したよき風俗、代々に伝わ…
其の心を存し、其の性を養ふ 其の心を存し、其の性を養ふは、天に事ふる所以なり。(尽心上首章) そのこころをそんし、そのせいをやしなうは、てんにつかうるゆえんなり。(じんしんかみくびしょう) 【訳】 自…