仁は人の心・義は人の路なり|8月21日のことです。
Release: 2018/08/21 Update: 2018/08/21
仁は人の心・義は人の路なり
仁は人の心・義は人の路なり。(告子上十一章)
【訳】
仁は人間が生来的にもっている心である。義は人間がふみ行うべき道である。
〇松陰は、「人の本心は仁に他ならない。人のふみ行く道が義に他ならない。心を込めて味わうべきである」と記している。
8月21日、孟子一日一言の言葉です。
この言葉はとても大事な言葉ですね。
人間である以上はかならず二人以上の人と関わり合いを持ちますからもともともっているというのもその通りだと思います。
自分以外の人との関わりは避けては通れないものです。
そして、義。
ふみ行うということは考えながらと勝手に解釈しました。
自分の正しいと思う事と人が正しいと思うこと、古から人間として正しいという事。
正しいというのは少しあやふやなところもあります。
人それぞれですから考えることが大事なんだと思います。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
爾あることなければ―爾あることなからん 然り而して爾あることなければ、則ち亦あることなからん。(尽心下三十八章) しかりしこうしてしかあることなければ、すなわちまたしかあることなからん。(じんしんしも…
君を軽しと為す 民を貴しと為す。社稷之れに次ぎ、君を軽しと為す。(尽心下十四章) たみをたっとしとなす。しゃしょくこれにつぎ、きみをかろしとなす。(じんしんしもじゅうよんしょう) 【訳】 国家とって人…
心を労する者は人を治め、力を労する者は人に治めらる。人を治めらるる者は人を食ひ、人を治むる者は人に食はる。天下の通義なり。(滕文公上四章) こころをろうするものはひとをおさめ、ちからをろうするものはひ…
良能・良知 人の学ばずして能くする所のものは、その良能なり。慮らずして知る所のものは、其の良知なり。(尽心上十五章) ひとのまなばずしてよくするところのものは、そのりょうのうなり。おもんばからずしてし…
白圭ー二十にして一(の税) 白圭曰く、吾れ二十にして一(の税)を取らんと欲す。(告子下十章) はくけいいわく、われにじゅうにしていつ(のぜい)をとらんとほっす。(こくししもじゅっしょう) 【訳】 白圭…