全力で迫る
Release: 2022/05/08 Update: 2022/05/08
全力で迫る
尊敬するということは、ただ懐手眺めているということでなくて、自分の全力を挙げて相手の人に迫っていくことです。地べたをはってにじり寄っていくようにです。つまり息もつけないような精神の内面的緊張です。薄紙一重もその間に入れないところまで迫っていく態度です。【487】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
自分の全力を挙げて相手に迫る。
それが出来ないのは生命力がまだ弱いということです。
そういう意味では、まだまだ生命力が弱いのでしょうね。
ほふく前進してでも相手に迫るという気迫が足りないというところでしょうか。
理解できない言葉というのがあるんだと感じることがありますが、それでもしばらく考えてみることは必要です。
とにかく本とも縁ということで眺めたり一行でも触る見ることも良いとどっかに書いてありました。
それには伝記を読めという意味も多少理解出来るところです。
教授に迫るためには教授の人生を知る必要がありますね。
関連コンテンツ
この世で妻の明るい笑顔ほど、夫を勇気づけ慰めるものはありません。したがって、妻たる人は、朝には夫を笑顔で見送り、夕べにはまた笑顔をもって迎えるべきです。同様に妻たる人は夫の朝の出勤、帰宅の一瞬に、その…
生命の奇跡 そもそも私達が、ここに人間として、この世に生命をうけることができたということは、決して私達の努力や計らいによるものではないわけです。すなわち私達は、自分の努力の報いとして、ここに万物の霊長…
古来独りを慎むということが大切とされていますが、慎独とは、ある意味では、この性欲を慎むところに、その最下の基盤があると言ってもよいでしょう。この問題はことがらの性質上、どうも正面から話を聞くという機会…
平常心是道 要するに平常が大事なのです。このことを昔の人は、「平常心是道」と申しています。つまり、剣を持ったり、坐禅をしている間だけが修業ではなくて、むしろ真の修業は、竹刀を捨て坐禅を解いてから始ま…
教科書では事足りぬ 今諸君らが、将来ひとかどの人間になろうとしたら、単に学校の教科書だけ勉強していて、それで事すむような姑息低調な考えではいけないと思うのです。【67】 #修身教授録一日一言 #森信三…