凡そ軍は高きを好みて下(ひく)きを悪み、陽を貴びて陰を賤しみ、生を養いて実に処る。(行軍)|4月18日
凡そ軍は高きを好みて下(ひく)きを悪み、陽を貴びて陰を賤しみ、生を養いて実に処る。(行軍)
凡軍好高而悪下、貴陽而賤陰、養生而処実。(軍無百疾、是謂必勝。)
「そもそも、軍を配置するには高い所がよく、低い所は避けなければならない。日の当らない北向きはよくない。兵士の健康管理に注意し、糧秣の豊かな所を選ぶ。(こういうふうにすれば、部隊にはさまざまな支障がおきないものである。以上のようなことが”必勝”の条件であるのだ)」
布陣するときの留意事項を列記している。
かっこ内は、(軍に百疾無し、是れを必勝と謂う。)と訓ずる。
4月18日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
安全・危険の見極め。
必勝の条件としては高い所に配置し、日の当る場所で、食事がしっかりできる。
当たり前のようですがこれが出来ないのに戦うことが多かったのでしょうね。
常に有利な条件でなければ戦ってはいけない。
どうしても逆転勝利だとか目が行きます。
しかし、絶対に負けない状態を作って戦っていた人を探すのも大事なことかもしれません。
今日一日がんばります。