勝兵は鎰(いつ)を以て銖(しゅ)を称(はか)るが若(ごと)く、敗兵は銖(しゅ)を以て鎰(いつ)を称(はか)るが若(ごと)し。|2月16日
勝兵は鎰(いつ)を以て銖(しゅ)を称(はか)るが若(ごと)く、敗兵は銖(しゅ)を以て鎰(いつ)を称(はか)るが若(ごと)し。
勝兵若以鎰銖,敗兵若以銖稱鎰。(勝者之戦民也,若決積水於千仭之谿者、形也。)
「いくさに勝つ軍隊は、たとえていえば、重いおもりで軽いものをはかるように、力量の差が圧倒的である。いくさに敗れる軍隊は軽いもので重いものをはかるように、戦力で頗る劣る。(いくさ上手が人民を戦わすのは、いっぱいためた水を深い谷底に落とすようなものである。これがかれらのとる戦闘の形というものだ)。」
鎰も銖も目方の単位。一鎰は四百八十銖。
かっこ内は、”勝者の民を戦わすや、積水を千仞(せんじん)の谿(たに)に決するが若きは、形なり。と訓ずる。
2月16日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
圧倒的な差での戦いは負けようがない。
そう考えると圧倒的な敵が戦いを挑んできたとき奇をねらうより外ないということなんでしょうね。
弱者は常に考える備えることを大事にしなければなりませんね。
そこには正しさも必要なんでしょうか。
今日も一日がんばります。