召さざる所の臣あり|2月27日のことです。
Release: 2019/03/03 Update: 2019/03/03
召さざる所の臣あり
召さざる所の臣あり。(公孫丑下二章)
【訳】
(これから大きな功業を成し遂げようとする君主には)決して呼びつけにはしない家臣がいる。
〇松陰は、「劉備には(家臣であっても、自分より道徳的に優れているため)呼びつけにはしない家臣諸葛孔明がいた。君主はこうあるべきである」と記している。
孟子一日一言、2月27日今日の言葉です。
優秀な経営者にはきっとこんな参謀がいるんでしょうね。
やはり共感し一緒に同じ方向に向かうというのはとてもエネルギーが湧きますね。
自分よりもみんな凄いんだという意識をもって仕事にあ取り組みたいものです。
役に立つというのはそういうことかもしれませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
上下の交なければなり 君子の陳蔡の間に戹するは、上下の交なければなり。(尽心下十八章) くんしのちんさいのかんにやくするは、じょうげのまじわりなければなり。(じんしんしもじゅうはっしょう) 【訳】 孔…
古の関・今の関 古の関を為るや、将に以て暴を禦がんとす。今の関を為るや、将に以て暴を為さんとす。(尽心下八章) いにしえのかんをつくるや、まさにもってぼうをふせがんとす。いまのかんをつくるや、まさにも…
心を専らにし志を致さざれば 今夫れ弈の数たる少数なれども、心を専らにし志を致さざれば、則ち得ざるなり。(告子上九章) 【訳】 今、あの囲碁の技術などというものは実につまらない技ではあるが、心を専一にし…
崇に於て吾れ王に見ゆることを得たり。退きて去るの志あり、変ずるを欲せず。故に受けざるなり。(公孫丑下十四章) すうにおいてわれおうにまみゆることをえたり。しりぞきてさるのこころざしあり、へんずるをほっ…
堯舜・湯武・五覇 堯舜は之れを性にするなり。湯武は之れを身にするなり。五覇は之れを仮るなり。久しく仮りて帰さず、悪んぞ其の有に非ざるを知らんや。(尽心上三十章) 【訳】 堯や舜は、自分の天性のままに仁…