否定の価値

否定の価値
そもそも精神というものは、それが真に伸びるためには、必ずや何らかの意味において、一種の否定を通らなければなりません。すなわち、この否定という浄化作用、すなわち自己反省というものを通らずに伸びたのは、精神としては真に伸びたのではなくて、かえって度のすぎたものとして、結局欠点になるわけです。【350】
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人間の長所と短所という問題のところですが納得いくところですね。
知識技能の面では長所を伸ばすことが良くて、精神面では短所を直し気にかけることが大切。
その中の精神面での話のですが、精神というの一定の否定が必要。
たしかにそうかもしれません。
自分が完璧に出来ているということは人間である以上ないことです。
常に心の問題がない状態が無いわけですから。
今やるべきことをやらないとか、固定概念で否定してみたりとか。
そういう部分を人は必ずもっていますので否定して、自己反省すべきなのでしょう。
常に自己反省しながら考えることが必要だと感じますね。








