和は万物存在の原理|4月23日のことです。
Release: 2019/04/23 Update: 2019/04/23
和は万物存在の原理
和は、芸術倫理の根底であり、万物存在の原理である。
和とは、一切物がその姿にあること、その位置にあること。
そして、それぞれの場を得てその全にある時、多ければいよいよ多く美しく、少なければ少なくてますます美しい。部分は部分で美しく、全体は全体でいよいよ美しい。
それは、常にそのバックと和し、境と合してすきが無い。乱れがないからである。
和して初めて自由であり、和したときが真実である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月23日の言葉です。
どんなときでも和が大事なんでしょうね。
そこにあるときもないときも。
和は中庸でもあるんでしょうね。
なんともいえずバランスを保っている。
目指すべきものは和ということですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
言葉を練る どうしたならば、言葉が本来の威力を発動してくるのであろうか。 言葉も、これを知っただけで、なまはんかに使ったのでは、まだ借りものでしかない。 何度も何度もつかって、つかって、使いこなして、…
わが命はどこにあるのか、わからぬ。が、もの思えばそこに生命があり、体を動かせばそこに生命が動く。 酒色におぼれてうつつをぬかせば、己はすでにそうした生命であり、ハンマーをとりクワをふるって職場に立てば…
美を磨き出す 春をたずねて、家を出た。青い鳥を慕って、故郷を後にした。気がついてみると、匂う春は庭前一輪の梅花にあった。恋い慕うた鳥は、軒端に戻っていた。香気に満ちた仙境は、わが家であった。 見かけの…
柳は緑、花は紅 お堀端に、柳の糸が春風に吹かれて、薄緑の若芽をしなやかに波打たせる。花屋のウインドーには、真赤なガーベラの花が束ねられて、花瓶にさしてある。「柳は緑、花は紅」 もともと物そのものは、美…
悪口 いつも私の悪口をいう人がある。一度聞きたいと思うが、真実はわからぬ。 まってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。もしまた事実でない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそまちがい…