唯だ理に当たるのみ|2月28日のことです。
Release: 2018/02/28 Update: 2018/02/28
尹氏曰く、言ふこころは君子の辞受取予は唯だ理に当たるのみと。(公孫丑下三章)
【訳】
尹氏がいっている。「(孟子が)いいたいことは、心ある立派な人が他者から物を受け取るかの基準は、それが道理にかなっているか、かなっていないかの問題だけである」と。
〇松陰は、この朱子の註の一部を取り上げ、「心ある立派な人は、何事も道理にかなうか否かを考えて行動する」と記している。
孟子一日一言、2月28日今日の言葉です。
道理にかなう行いをしなければなりませんね。
また、普段の生活のなかでも道理にかなっているか意識するほうがいいです。
正しいことは決まって正しい。
当たりまえのことを出来ていない自分に反省ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
志士は溝壑にあるを忘れず。勇士は其の元を喪ふを忘れず。(滕文公下首章) ししはこうがくにあるをわすれず。ゆうしはそのこうべをうしなうをわすれず。(とうぶんこうしもしゅしょう) 【訳】 志士は(正しい道…
身、道を行はざれば 身、道を行はざれば、妻子に行われず。人を使ふに道を以てせざれば、妻子に行ふこと能わず。(尽心下九章) み、みちをおこなわざれば、さいしにおこなはれず。ひとをつかうにみちをもってせざ…
義ー長ずるもの・長とするもの 長ずるもの義か、之を長とするもの義か。(告子上四章) ちょうずるものぎか、これをちょうとするものぎか。(こくしかみよんしょう) 【訳】 (孟子がいわれた)「(告子も、年長…
恭敬にして実なければ 恭敬は幣の未だ将はざるものなり。恭敬にして実なければ、君子虚しく拘むべからず。(尽心上三十七章) 【訳】 (賢者を迎えるには、礼物を贈るのが礼儀だが)礼物を差し出すより前に、尊敬…
道を以て身を殉ず 身を以て道に殉ず 天下道あれば道を以て身を殉ず。天下道なければ身をを以て道に殉ず。未だ道を以て人を殉ずる者を聞かざるなり。(尽心上四十二章) てんかみちあればみちをもってみをじゅんず…