宝は託されている|1月11日のことです。
Release: 2018/01/12 Update: 2019/01/12
現世は、あらゆる物質は人の取るに任されている。すべての財貨は、すべての人に託されている。すべてのポスト(位置)は、人の来るに任されている。すべての職業は、適任者はまちあぐんでいる。
ただ己が、それを知らないのであり、それに答えないのである。
機械均等であり、門戸開放であり、花は見るに任され、宝は取るに任されている。ここに自由の裏に、平等の契機が備わる。自ずからにして備わって、欠けるところがない。
人皆の欲す健康は、万人の希望に任され、保つに任されている。
丸山敏雄一日一話、1月11日のことです。
すべてのことは自分次第で機会均等であるということなんですね。
今の現状は自分で決めたことで人が決めたことではないですね。
それを常に思って今日も過ごします。
今日一日朗らかに安らかに進んで働きます。
関連コンテンツ
己を尊び人に及ぼす 己の、大きな向上、躍進、完成は、己を空しくすることである。身をささげることである。ここに必ず真の幸福が添うのである。 己を尊ぶ心そのままを人に及ぼしてこそ、世界は尊敬の光につつまれ…
やれば出来る 目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、一皮こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人、これが世に言う成功者である。 境遇も、あらかじめ、さだめがきまっていて…
己をあざむく者は 約束の中で、最も破りやすく守りにくいのは、自分自身、「こうしよう」「これはすまい」と心にきめたきめごとである。 実は、一度口にした事、心にこうと定めた事は、宗教的に言えば神との約束と…
運命はみずから招く 人の一生は、運命という、どうすることも出来ない力で、きまった道筋を引きずられて行くものである、というように信じているものがある。しかし、いやしくも人の関係する仕事で、すておいて、手…
芸は心を正す 心は形がありません。見えもしなければ捕えることもできません。いつもいつも変化して、全く始末におえぬものです。 これを捕えるには何かいれものがいるのであります。一度芸術といういれものに捕え…