尊卑と順序|7月26日のことです
Release: 2019/07/26 Update: 2019/07/26
尊卑と順序
同権であり、同じ力ではらいてこそ、夫婦のむずびは、いよいよかたくなる。もし、一方が弱いとすれば、結んでも切れてしまう。合一してゼロとなる場合、「+」と「-」の絶対値は常に等しくなくてはならぬ。男と女の間には尊卑のへだてはない。ただ先後・上下の順序がある。
おのおのその位置を守り、持ち場を固める順序を守ってこれをたがえぬとき、その尊さは平等であり、いい分には同じ権利がある。こうした正しい場合のうえに平和な家庭が生まれ、平らなむつみの世がなり立つ。
7月26日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
平和な家庭を保つのは夫婦の力が同じ無ければならない。
何となくわかる気もします。
男性は女性の強さに合わさなければいけないんでしょうね。
男性は先頭にたち女性は後ろを守る。
そんな感じが平和ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
古人を友とする 私はだれでも得られる良友を、諸友にお勧め致したいのです。これは、古人を伴とするのです。 一貫不断の努力をつづけて一事に達した人々の伝記は、時の古今をとわず、所の東西をとわず。皆私どもを…
涙の洗浄 カメの甲のようにこり固まった我欲我情の結晶、いわゆる罪は、どうしたならばこれを消し、本当の純愛に帰り得るのか。 ここに端的無難の方法は、涙の洗浄である。身分年齢の高下をこえて、相手を無上に敬…
命名の意義 わが国では、昔から、造った品に名をつけていました。刀で申しますと、「菊一文字」とか、「浪切丸」とかいうのがあります。 人間の名づけは、元服の式、命名の式になります。一人前になったという印に…
生命の不滅 生命の不滅というのことは、種において、族によって、祖孫を通じてはじめて不滅であって、祖先なき子孫はなく、子孫なくして生命の不滅なる理由がない。 宇宙の大生命は、不断の創造である、自在の生成…
世を動かす人 事に高下があり、物に尊卑があると考えるのは、人の錯覚である。 貴賤尊卑は人の心にあって、物そのもの、事そのことに、あるのではない。 これを人の肉体についてみると、頭と手足を、目鼻と胃腸と…