己れより|2月17日のことです。
Release: 2019/02/17 Update: 2019/02/17
己れより
禍福は己れより之れを求めざる者なし。(公孫丑上四章)
かふくはおのれよりこれをもとめざるものなし。(こうそんいかみよんしょう)
【訳】
わざわいも幸せも、全て自分から招かないものはない。
2月17日、孟子一日一言の言葉です。
選択は常に自分がしてきたもの。
今の自分は自分が選択した結果によってなっています。
すべては自分です。
どんな時も他人に自分をゆだねては言い訳になります。
しっかりと自分自身の選択の結果ということを認識しなければなりませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
法を行ひて以て命を俟つ 君子は法を行ひて以て命を俟つのみ。(尽心下三十三章) くんしはほうをおこないてもってめいをまつのみ。(じんしんしもさんじゅうさんしょう) 12月20日、孟子一日一言の言葉です。…
人ー求むることを知る 人、雞犬の放るるあれば則ち之れを求むることを知る。(告子上十一章) ひと、けいけんのはなたるるあればすなわちこれをもとむることをしる。(こくしかみだいじゅういちょう) 【訳】 人…
不享―志を享に役せざればなり 儀、物に及ばざるを不享と曰ふ。惟れ志を享に役せざればなりと。(告子下五章) ぎ、ものにおよばざるをふきょうという。これこころざしをきょうにえきせざればなりと。(こくししも…
伊尹-五たび湯・桀に就きし者 五たび湯に就き、五たび桀に就きし者は、伊尹なり。(告子下六章) ごたびとうにつき、ごたびけつにつきしものは、いいんなり。(こくししもろくしょう) 【訳】 五回も殷の湯王に…
万物皆我れに備はる 万物皆我に備はる。身を反みて誠なる、楽しみこれより大なるはなし。(尽心上四章) ばんぶつみなわれにそなわる。みをかえりみてまことになる、たのしみこれよりだいなるはなし。(じんしんか…