彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負(いっしょういっぷ)す。(謀攻)|2月4日
彼を知り己を知れば、百戦して殆(あや)うからず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負(いっしょういっぷ)す。(謀攻)
知彼知己者、百戦不殆、不知彼而知己、一勝一負。(不知彼不知己、毎戦必殆。)
「敵を知り己を知るならば、百戦戦っても負ける気づかいはない。敵のことは何も知らないが己のことはよく知っているなら、勝敗の確立は五分と五分である。(敵を知らず己をも知らぬとすれば、戦うたび敗れる)」
『孫子』のなかでも、もっともしられているが、この”彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず”という語である。、この場合の彼とは敵をさす。かっこ内は、彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。と訓ずる。
2月4日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはよございます。
孫子をあまり知らない人でも聞いたことのある言葉ですね。
敵のことを知る前に己の力量を知れとも聞えます。
五分五分なら戦うなというのが孫子とも理解します。
勝てる戦い以外はしないということからすると自分を知らぬものが戦う段階にもいないとも思います。
今日も一日がんばります。