悪法も守るべし|5月22日のことです。
Release: 2018/05/22 Update: 2018/05/22
悪法も守るべし
つつみかくし無く堂々とあけっ放している人には、相手は必ず公平無私に堂々と取り組む。すべて我が心の反映であることは、我らの常に実見するところである。
いわゆる悪法でも、ある限りは守らなければならぬ。喜んでこれを守れば決して不幸にならぬ。人と人とが、まごころをもって定めたことは、自然と同じ力をもち、権威をもつ。
これを背いて、いい事をしたように思っていると、ドカンとその反動がある。世にドロボウや殺人やその他もろもろの悪人が永久に幸せを得た、という例を見ぬ。
5月22日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
決まり事をつくるというのは大抵は何人もの人が携わることになります。
国の法律ともなるとまさしくその通りで一人で決めれるものではありませんね。
時代の変化で悪法となるようなものもあるかもしれませんが。
守るべきものは守らなければ幸せはないようです。
たしかにそうかもしれませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
夫れ惟慮(おもんばか)り無くして、敵を易(あなど)る者は、必ず人に擒(とりこ)にせらる。 夫惟無慮、而易敵者、必擒於人。 「なんの深い考えもなく、敵を軽んずるだけであるなら、敵の捕虜になるのがおちだ」…
人生は偉大なる演劇 人生は偉大なる演劇ではないのか。 己自身は、何の役をふりあてられているのか。 主人公か、馬の足か、大将か、”その他大勢”か。 それは、人が決めるのではない、己自身が決めるのであって…
禹は四海を以て壑と為す 禹は四海を以て壑と為す。今吾子は隣国を以て壑と為す。(告子下十一章) うはしかいをもってがくとなす。いまごしはりんごくをもってがくとなす。(こくししもじゅういっしょう) 【訳】…
孟軻は騶人なり 孟軻は騶人なり(中略)齊の宣王(中略)梁の恵王に遊事す。(序説) 【訳】 孟子は騶国の人である。(中略)(それなのに故郷を出て)齊国の宣王(中略)や梁国の恵王にお仕えした。 〇松陰は、…
美しい世界に住む 食物でも住宅でも、人類は、永き歴史の推移につれて、物の役目を、より便利により完全に改良進歩させるだけでは満足ができずに、実用を越えた芸術の世界にまで高めずにはおきませんでした。 人の…