惟だ死を送る、以て大事に当つべし|5月27日のことです。
惟だ死を送る、以て大事に当つべし
生を養ふ者は以て大事に当つるに足らず、惟だ死を送る、以て大事に当つべし。(
離婁下十三章)
せいをやしなうものはもってだいじにあつるにたらず、ただしをおくる、もってだいじにあつべし。(りろうしもじゅうさんしょう)
【訳】
親の生存中に孝養を尽すことは、子をしてなすべき大切なことであるが、格別大事とするには当たらない。ただ、親の死を送る葬儀こそは、子として最後の務めであり、これこそ大事というべきである。
〇松陰は、「葬儀に際してまごころを尽くす人こそ立派な人である。国家と人の関係も同じである。国家が衰え勢いが失っても、変わらず忠義を尽くす者こそ、立派な武士である」と記している。
5月27日、孟子一日一言の言葉です。
この言葉は少しありがたい言葉に感じました。
愛情を持っているし、関わりたくても難しい時や難しい環境もあります。
時間は10年とも言われました。
締めはしっかりと行なう。
国を会社と例えると衰えさせたくはありませんが、そうなったときでもがんばれる仲間を持ちたいものです。
いつかは終いが来ます。
どう最後を締めくくるのか。
今日も一日がんばります。