戦勢(せんせい)は奇正(きせい)に過ぎざるも、奇正の変は勝げて窮むべからざるなり。奇正の相生ずること、(兵勢)|2月21日
Release: 2020/02/21 Update: 2020/03/01
戦勢(せんせい)は奇正(きせい)に過ぎざるも、奇正の変は勝げて窮むべからざるなり。奇正の相生ずること、(兵勢)
戦勢不過奇正、奇正之鍵不可勝窮也、奇正相生、(如循環之無端。 孰能窮之。)
「戦闘の勢いというものは、基本的な戦術(正)と敵の思いもよらぬ戦術(奇)の二つに過ぎないが、この正と奇の戦術の変化は限りなくあり窮め尽くせない。この二つの戦術が代わる代わる生じて果てしないのは、(あたかも環(たまき)が連なって尽きないようなものだ。一体誰がその終わりを窮めることができようか!)」
奇正之変とは基本の応用と奇策で無限の変化を生み出すこと、戦術とはそういうものだ。
循環の端無きが如し、孰(たれ)か能くこれを窮めん。
2月21日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
関連コンテンツ
真の良書 真の良書というものは、これを読むものに対して、その人の人生行路を決定していく意義を持つ。【241】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 自分の人生を…
導きの光 そもそも人間界のことというものは、一人の人間が自己に与えられた職責に対して、真に深く撤していったならば、その足跡は必ずや全国各地の同じ道を歩んでいる幾多の人々の参考になり、その導きの光となる…
人々己れに貴きもの 人々己れに貴きものあり、思はざるのみ。(告子上十七章) ひとびとおのれにとうときものあり、おもわざるのみ。(こくしかみじゅうななしょう) 【訳】 人間は誰も皆自分自身の中に貴いもの…
得るは捨つるにあり 「気づいたらすぐする」ことが物事をしとげる秘訣である。 しかし、どうしてもできぬ事がある。行くも帰るも、にっちもさっちも行かなくなる。こうした一生に二度と出会うことのない大窮地に陥…
私たちは常に神の目から見たら、自分は何点くらいの人間かということを忘れぬようにしたいものであります。同様にまた神の目からごらんになられたら、何点くらいの親かということを常に忘れんことが大切だと思います…