才能とは磨かれるもの
Release: 2022/03/06 Update: 2022/03/06
才能とは磨かれるもの
井戸水も、これを鶴瓶で汲み出さなければ、地上にもたらして、その用に充てることはできず、また鉱物も鉱石もそのまま地中に埋もれていたんでは、物の用に立たないように、今諸君らにしても、たとえその素質や才能は豊かだとしても、諸君たちが真に学問修養よって自己を錬磨しようとしない限り、その才能も結局は朽ち果てる外ないでしょう。【56】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
だれでもダイヤモンドを持っているとどこかで聞きましたがそうなのでしょうね。
それぞれに個性があり良いところ悪いところがある。
その良いところも気づかなければ宝の持ち腐れといいましょうなんといいましょうか。
実際自分を深く掘り下げてみることをしないで強みや弱みは変わらないものです。
私の強みは明るさだと思っております(笑)
関連コンテンツ
下座を行ずる① 下座行とは、自分を人よりも一段と低い位置に身を置くことです。言い換えれば、その人の真の値打ちよりも、二、三段下がった位置に身を置いて、しかもそれが「行」言われる以上、いわゆる落伍者とい…
かくして情熱というものは、人間の偉大さを形づくりところの素材であり、その基礎と言ってもよいでしょう。したがってまた初めから情熱のない干からびたような無力な人間は、いわば胡瓜のうらなり見たいなもので、…
人を知る標準② そして第四には、その人の愛読書がいかなるものかということであり、そして最後がその人の友人いかんということであります。大よそ以上の五つの点を調べたならば、その人がいかなる人間であり、将来…
単純なものだからこそ 植物というものは、動物、とくに人間から見れば、生命の最も低い発現段階といってよいでしょう。すなわち、宇宙の大生命は、植物としては、その最も単純な姿を示すわけです。が同時にまたすべ…
天命を受け入れる② われわれも、ここにこうして一年間を共に学ぶことになったことは、天の命として謹んでこれをお受けし、ひとり好悪を言わないのみか、これこそ真に自己を生かすゆえんとして、その最善を尽くすべ…