仕事の心がけ③先後の順序
Release: 2022/09/13 Update: 2022/09/13
仕事の心がけ③先後の順序
次に大切なことは、同じく大事な事柄の中でも、大体何から片付けるかという前後の順序を明弁するということです。この前後の順序を誤ると、仕事の処理はその円滑が妨げられることになります。そしてこの前後の順序を決めるには、実に文字通り明弁を要求すのであります。理論を考える上にも、明弁ということが言えないわけではありませんが、しかし現実の実務における先後の順序を明らかにするに至って、文字通りの明弁の知を要すると思うのです。【177】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
この仕事の心がけを三日に渡って考えてきたわけですが実に思い当たることが多い部分でした。
とにかく充実した時間の過ごし方というのは容易ではないことがわかります。
まずはすぐに手をつける。
そこから一気呵成になんなら60%でもいいから早く手をつける。
このことがまずは大事ですし、断ることもしなければなりませんね。
仕事の優先事項をしっかり決めて取り組みたいものです。
なんでも習慣なんでしょうが修養と思って取り組みます。
関連コンテンツ
プラス・マイナスは裏表 人生の事すべてプラスがあれば必ず裏にはマイナスがあり、表にマイナスが出れば、裏にはプラスがあるというわけです。実際神は公平そのものですが、ただわれわれ人間がそうと気付かないため…
齢を尊ぶ 松陰先生は、人間にして爵の尊さを知って得の尊さを知らないものは、その愚かなことはいうまでもないが、しかし徳の尊さを知って齢の尊ぶべきを知らないものは、未だ真の人物とは言いがたいということを、…
人生を突走る覚悟 真の教育というものは、単に教科書を型通りに授けるだけにとどまらないで、すすんで相手の眠っている魂をゆり動かし、これを呼び醒ますところまで行かねばならぬのです。すなわち、それまではただ…
人を知る標準① 人を知る標準としては、 第一には、それがいかなる人を師匠をしているか、ということであり、 第二には、その人がいかなることをもって、自分の一生の目標としているかということでもあり、 第三…
教えの力、教えの光 他人、とくに自分の平生親しくしている同級生とか同僚などの、優れた点に気付くということは、結局その根本において、教えの力によらなければならぬでしょう。 つまり人間というものは、教えの…