斎戒沐浴すれば|6月8日のことです。
斎戒沐浴すれば
西子も不潔を蒙らば、則ち皆鼻を掩ひて之れを過ぎん。悪人ありと雖も、斎戒沐浴すれば、則ち以て上帝を祀るべし。(離婁下二十五章)
せいしもふけつをこうむらば、すなわちみなおおいてこれをすぎん。あくにんありといえども、さいかいもくよくすれば、すなわちもってじょうていをまつるべし。(りろうしもにじゅうさんしょう)
【訳】
あの美人で有名な西施(西子)でも、不潔なものを頭から浴びていれば、誰しも鼻をつまんで側を通り過ぎるであろう。どんな容貌の醜い人でも、自ら斎戒沐浴して心身を清めて、まごころを磨いたならば、天の神様でさえ、その人のお祀りを快くお受け下さるであろう。
〇松陰は、「武士が貴ぶできは徳・行動であって、才学ではない」と記している。
6月8日、孟子一日一言です。
整理、整頓、清潔という3Sを思いだします。
これはいろいろな場面で言えることかもしれません。
外見だけ立派な家でも家の中はゴミ屋敷とか、上着はきれいだけども靴が汚いとか。
人も同じなんでしょうね。
どんなに正論を口で言ってもゴミひとつ拾わない人間はいやですね。
しっかりとまず3Sを実行しようと思います。
口だけ男で整理、整頓が苦手です(笑)
今日も一日がんばります。