夫れ義は路なり、礼は門なり|7月24日のことです。
Release: 2018/07/24 Update: 2018/07/24
夫れ義は路なり、礼は門なり
夫れ義は路なり、礼は門なり。惟だ君子のみ能く是の路に由りて、是の門を出入するなり(万章下七章)
それぎはみちなり、れいはもんなり、ただくんしのみよくこのみちによりて、このもんをでいりするなり。(ばんしょうしもななしょう)
【訳】
そもそも義は(人が歩くべき)道であり、礼は(人が通るべき)門である。ただ、心ある人だけが、この道を通り、この門を出入りすることができる。
7月24日、今日の孟子一日一言です。
義の道を歩きたいものです。
義の道を歩けば自然と礼の門が現れるような気もします。
正しいということを貫く。
難しいものです。
心はいつも揺れ動きます。
忙し時や自分の思い描いた答えではないとき。
正しい道にのっかっているのでしょうか。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
苦しみは慈愛のムチ その人は重い胸の病にかかって、永年病床に呻吟していた。 ある日、病床に目覚めてこう思った。「自分はこれまでずいぶん我がままであった。両親をはじめ人様に、ずいぶん迷惑をかけた。もし私…
其の親死すれば則ち挙げて之を壑に委つ。(中略)其の顙に泚たるありて睨して視ず。夫の泚たるに非ず、中心より面目に達す。(滕文公上五章) 3月29日の孟子一日一言です。 【訳】 親が死ぬと、その死骸を運び…
死地には則ち戦う。(九地) 死地則戦。 「死地では、戦う以外に生き残る道はない」”死地”とは速やかに戦わなければ全滅してしまう地域である。このような地域にはまりこんだら、ただ勇戦あるのみだ。なぜなら、…
人生の二大根本真理 この「人生というものは二度くり返し得ないものだ」ということと、もう一つは、われわれ人間は、いつ死なねばならぬかわからぬという、人生に関するこの二大根本真理が、心の底でガッチリと切り…
過去の今を生かす 人間の真の偉さというものは、その人が自分のすぎさった過去を、現在もどの程度忘れずにいて、これを生かしているか否か、ということによって、決まるとも言えましょう。【367】 #修身教授録…