丸山敏雄

反復は一切を生む|1月29日のことです。

丸山敏雄 2019/01/29公開

仕事をするのに、上手にやろうとか、仕損じまいとか、きついとか、くさぐさの思いをしている間は、疲れもする、失敗もする。 ただ繰りかえしていると、何も思わない。自然に十分に、力はいつの間にか入って、逆にい ・・・

行きづまりは岐れ路|1月28日のことです。

丸山敏雄 2019/01/29公開

行きづまりは岐れ路 行きづまりに出あいました時が、芸能の成るか成らぬかの岐れ路です。と同時に、新しい境地に進む一歩手前なのです。 掴んだ境地に満足していたら、進歩の見こみはないのです。一たん進み得た境 ・・・

食物は命の糧|1月28日のことです。

丸山敏雄 2019/01/29公開

どんな食物でも、一度我が食膳に上がった以上は、”今日一日の私の命の糧”と有難く思って、あれこれ好ききらいせず、何でも喜んで感謝して食べることが、自然にして当然のことである。 炊事した人が子供たちに、夫 ・・・

愛する心の育て方|1月26日のことです。

丸山敏雄 2019/01/26公開

愛する心の育て方 物をはぐくみ育ててゆく根本の心は、愛です。愛とは、十分に慈光を与えて、温めてやり、見守って、自然の成長を待つことです。 それから、愛する心はどうして出てくるか。その第一番目の門は、こ ・・・

大自然を味わう|1月25日のことです。

丸山敏雄 2019/01/25公開

大自然を味わう 人の世のすべては、自分の鏡であり、さらに草木も、鳥獣も、自然の動きも皆、わが鏡であることが判ってくる。 作物も、家畜も、わが心の生活をかえれば、その通りに変わっていゆく。 私をとりまく ・・・

出足を早く|1月25日のことです。

丸山敏雄 2019/01/25公開

門を出るとき、玄関を去るとき、ここに一つの引きしまりがつく。そのため多くの場合、門柱があり、看板があり、何か目じるしがある。これは、外部の人に対してだけ何か役に立つというものではない。私自らの心のくく ・・・

心を空にする|1月22日のことです。

丸山敏雄 2019/01/23公開

心を空にする 何も心に止めぬ、残さぬ、ためぬ。いつも心を空にしている。 思ったらする、気づいたら動かす。 その時その場、いつも自然に、命一ぱいに、豊かに生きている。 不安もなく、不足もなく、朗らかに、 ・・・

万事は好転する|1月23日のことです。

丸山敏雄 2019/01/23公開

万事は好転する 四囲の物質は、人を生かし、守り、正しい方向を示し、苦難を脱却せんと不断の努力をつづけている。 心朗らかに働いていれば万事は必ず好転する。 それで事情がどのように悪化しようと、商品が売れ ・・・

「ハイ」の一言|1月21日のことです。

丸山敏雄 2019/01/21公開

「ハイ」の一言 父母に対して愛情を感じることができず、「ハイ」と言えないドラ息子がおります。 母親のあたたかさも知らずに、母を泣かしている娘がおります。 世のなやめる子らよ、とぎすましたまことの「ハイ ・・・

明日は必ずくる|1月20日のことです。

丸山敏雄 2019/01/21公開

明日は必ずくる 一時の苦しみ、しばしの痛み、それは更に大きく、いよいよ健康に進み高まるための、しばしのくらがりである。これが去ったとき、夜あけのような光明の舞台が開ける。雨後のような晴ればれしさがめぐ ・・・