おおらかに育てる|5月5日のことです。
おおらかに育てる 女の子には美しい着物を着せたり、男の子は頭をいろいろにつんだりする。大人のできそこないのようにして玩具にしている。これは愛情と間違えているのであります。 子供は、できるだけ簡素に大ら ・・・
おおらかに育てる 女の子には美しい着物を着せたり、男の子は頭をいろいろにつんだりする。大人のできそこないのようにして玩具にしている。これは愛情と間違えているのであります。 子供は、できるだけ簡素に大ら ・・・
やれば出来る 目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断乎として善処する人、一皮こうと目的を定めたら、終始一貫やってやってやりぬく人、これが世に言う成功者である。 境遇も、あらかじめ、さだめがきまっていて ・・・
明るい心で堂々と 後ろ向きに歩くから、溝に落ちるのである。先々を恐れるから、憂えるその心の影が、わるいこと苦しいことを招きよせる。 「貧するから鈍する」のである。 「希望は心の太陽である」。日が昇れば ・・・
得るは捨つるにあり 「気づいたらすぐする」ことが物事をしとげる秘訣である。 しかし、どうしてもできぬ事がある。行くも帰るも、にっちもさっちも行かなくなる。こうした一生に二度と出会うことのない大窮地に陥 ・・・
朗らかな心 朗らかな心はすべてのものを、いだく、育てる、進める、成就させる。 朗らかな心は、人生の光明であり、温熱であり、なごやかなうるおいである。 腹はすいた、足は疲れた、すでに夕方が近づいてくる。 ・・・
大きい動きにのる 人生は一つのリズムに乗って生活している。 大きい動きに、のることである。そのときそのとき、天候気候・自然・人事・心の動きのただそのままに、すべての現象に泰然として乗り、自若として居る ・・・
芸術の扉を開く 目を開いてみてば、そこには緑の草があり、紅の花がある。空は碧に、雲は白い。雑踏複雑きわまりない色と形と響きの市街を一歩はなれれば、単純な一色の野が開け、きわまりなき海面がひろがる。いぶ ・・・
危機に直面したとき 何十年間築き上げた事業が、ここ数日の 後人手に渡るというところに、たずねて来た旧友があった。ようすを一通り聞いた後、面を輝かして言った。「はだか一貫で始めたことじゃないか。全部捨て ・・・
陰のかまえ 陰のかまえというのは、一切を受け容れて、対立しない。すべての我を与えて、我なき心境、これは存在の窮極である。 対者がなくなるので、全一におり、統体の真に還る。すべてが我となって、すべてが身 ・・・
くくりつける くくりをつけ得ない人は、今取り扱っている物を、またその仕事を、キャッチ出来ない人である。後始末をつけるのは、その物(その仕事)に日日の区切りをつけ、しまりをつけるばかりではなく、それがそ ・・・