競争相手は自分自身｜4月5日のことです。
丸山敏雄 2018/04/05公開
人に負けまい、劣るまい、とする心こそ向上の推進力でしょう。 それではだれと徒競走したらよいか。一番近い競争の友を申し上げましょう。ほかでもありません、自分自身なのです。今朝の自分であり、昨日の自分であ ･･･
丸山敏雄
新世の柱石となれ｜4月4日のことです。
丸山敏雄 2018/04/04公開
青年だけが、けがれない耳をもっている、正しい目がある。 欲徳をはなれて物を見、事にあたれば、きっとその善悪、正邪がはっきり分かるであろう。 もし分からぬならば、君の信ずる先輩に聞け、たよりになる人に相 ･･･
チャンスは目の前に｜4月3日のことです。
丸山敏雄 2018/04/03公開
生命を磨き、手入れ、これが教育であるのに、どこに目標がないというのか、生命の拡大と完成とが人の生活であるのに、どこにいったい不満があっておもしろくないのか、何に不明があってうちふさいでいるのか。 日々 ･･･
運命はみずから招く｜4月2日のことです。
丸山敏雄 2018/04/02公開
人の一生は、運命という、どうすることも出来ない力で、きまった道筋を引きずられて行くものである、というように信じているものがある。しかし、いやしくも人の関係する仕事で、すておいて、手をこまぬいて、わきか ･･･
人生の主役｜4月1日のことです。
丸山敏雄 2018/04/01公開
人の生命を神にうけているが、一度生まれれば、各々の自性をうけて自由となる。この自由は、舞台における俳優の自由である。 人生は演劇である。劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到らぬくまもなく ･･･
明朗は健康の元｜3月31日のことです。
丸山敏雄 2018/03/31公開
一人の明朗な心境は、その人の肉体健康の元であり、家庭健康の中心であり、事業健康の根源である。 一日の一分も曇らしてはならぬのは、人の心である。 朝はほがらかにに起き、昼はほがらかに働き、夜はほがらかに ･･･
自然力を取り戻す｜3月30日のことです。
丸山敏雄 2018/03/30公開
ネズミは火事のある前はすでに宿がえをして一匹もいない。鳥はその年の暴風を予知して、高い所に巣はつくらぬ。 動物は自然生活をしているからである。自然法のまにまに少しも我見我意をさしはさまぬ。その時、大宇 ･･･
慈愛の人が来る｜3月29日のことです。
丸山敏雄 2018/03/29公開
振り子は、右に行っただけ、また左にふる。ピサの斜塔でガリレオが実験して以来、今日までこの法則に変化ない。 奪いとった物はまた取りかえされ、喜んで与えたものはまた己に還って欲深きものは同じ強さの反対のマ ･･･
万物には心がある｜3月28日のことです
丸山敏雄 2018/03/28公開
物は生きている。万物には心がある。物には、我等同胞と同じように敬愛の心を持って接せねばならぬ。 これを知り行なうとき、人は初めて、物から好まれ、恵まれ、助けられる。 わが心の反射鏡の役目をして、その盛 ･･･
まず己が動く｜3月27日のことです。
丸山敏雄 2018/03/27公開
人が二人以上寄ったとき、勝手にやっていては合わぬ。 「綱引き」など、団体競技は、皆が心がそろい、力が合うことが勝つ要件である。メンバーの中に強い者があっても、そろわぬと負ける。 一つになるとは、自分が ･･･
