孟子

王の不智を或ふなきなり|8月15日のことです。

孟子 2018/08/15公開

王の不智を或ふなきなり 王の不智を或ふなきなり。(中略)一日之れを暴めて十日之れを寒さば、未だ能く生ずるものあらざるなり。(告子上九章) おうのふちうたがうなきなり。(中略)一日これをあらためてとおか ・・・

惟だ心の謂うか|8月14日のことです。

孟子 2018/08/14公開

惟だ心の謂うか 孔子曰く、「操れば則ち在し、舎つれば則ち亡ふ。出入時なく、其の郷をしるなし」と。惟だ心の謂か。(告子第八章) こうしいわく、「とればすなわちそんし、すつればすなわちうしなう。でしゅつに ・・・

平旦の気|8月11日のことです。

孟子 2018/08/11公開

平旦の気 平旦の気。(告子上八章) へいたんのき。(こくしかみはっしょう) 【訳】 平旦の気、すなわち夜明け方の静かで晴れやかな気。 〇松陰は、「平旦の気は浩然の気を養うための方法である。平旦の気を時 ・・・

豈に仁義の心なからんや|8月10日のことです。

孟子 2018/08/10公開

豈に仁義の心なからんや 人に存するものと雖も、豈に仁義の心なからんや(中略)旦々に之れを伐る。以て美と為すべけんや。(告子上八章) ひとにそんするものといえども、あにじんぎのこころなからんや。(ちゅり ・・・

牛山の木嘗て美なりき|8月9日のことです。

孟子 2018/08/09公開

牛山の木嘗て美なりき 牛山の木嘗て美なりき(告子上七章) ぎゅうざんのきかつてびなりき。(こくし上はっしょう) 【訳】 (人々が毎日毎日木を伐採し、その結果、今ははげ山となってしまった)牛山は以前は樹 ・・・

理義の我が心悦ばすは

孟子 2018/08/09公開

理義の我が心悦ばすは 理義の我が心悦ばすは、猶ほ芻拳の我が口を悦ばすがごとし。(告子上七章) 【訳】 道理や徳義が万人を「本当にそうだ」と納得させ、満足させることは、牛や豚の美味しい肉が我々の舌を満足 ・・・

理なり、義なり|8月6日のことです。

孟子 2018/08/06公開

理なり、義なり 謂はく理なり、義なり。(告子上七章) いわくりなり、ぎなり。(こくしかみななしょう) 【訳】 (万人がひとしく認めるもの)それは(我々の心に固有の)道理であり、徳義である。 〇松陰は、 ・・・