本質を見失うな②
Release: 2022/02/24 Update: 2022/02/24
本質を見失うな②
自分のなすべき当面の仕事をなおざりにしておいて、他の方面に力をそそぎますと、仮にそうして力をそそいだ方面は、根本的な事柄であり、またその努力がいかに大きなものであっても、こういう人は、いつかは世間からその足場を失って、あたら才能を抱きながら、それを発揮する機会を得ないで、空しく朽ち果てるのが世の常です。【465】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
人からの評価というのは表立って現れているものが対象になる。
それは実際そうなんです。
そういう意味では今の仕事を見える形でどうにかするのは当然ながら、人からの評価にはつながることでしょう。
実際、判断は常に見えるものというのはその通りです。
そうなってくると今の仕事で評価してもらうしかない。
今ここに集中というのはこういうことなんでしょうね。
わかりました。いやわかってないな(笑)
関連コンテンツ
一道に徹する すべての人間は一道に徹すると、国家社会の相がはっきりと見えてくるものです。同時に一度そこに眼が開かれると、自己に対しては無限の精進、後に来るものに対しては無限の愛情が湧くのです。まあこの…
教育が、民族の運命に対していかなる意味を持つかという問題については、今さら喋々するまでもなく明らかなことであり、また、諸君ら自身としても、この点については一応よく分かっていることと思います。すなわち教…
階段を登る工夫②さりげなく この辺の趣が分からなくては、その人の人生もまだ本格的に軌道に乗ったとは言えないでしょう。そこでまたお互い人間は、逆境の時でも、はたの人から見て、苦しそうに過ごすものではない…
それについて第一に大切なことは、仕事の処理をもって、自分の修養の第一義だと深く自覚することでしょう。次に大切なことは、このような自立に立って、仕事の本来軽重をよく考えて、それによって事をする順序次第を…
歩き方と人間の格① 人間いつまでも、ああいうふうに歩いているようでは駄目ですね。(この時、授業時間にもかかわらず、廊下をペタペタと、スリッパを引きずってゆく生徒の足音が、騒々しく聞こえてくる)。内でこ…