柳下恵は三公を以て其の介を易へず|11月1日のことです。
Release: 2018/11/03 Update: 2018/11/03
柳下恵は三公を以て其の介を易へず
柳下恵は三公を以て其の介を易へず(尽心上二十八章)
【訳】
柳下恵は三公(天下を補佐する最高の官職)という立派な地位に誘われても、自分の節操をかえるような人物ではなかった。
11月3日、孟子一日一言の言葉です。
中国、周代の魯(ろ)の賢者。本名、展禽。字(あざな)は季。柳下に住み、恵と諡(おくりな)されたことによる名。魯の大夫・裁判官となり、直道を守って君に仕えたことで知られる。生没年未詳。
とコトバンクにありました。
周とうい国は賢者がたくさんいた国なんですね。
なにかたくさんの役をやっていると勘違いしてしまう人もいます。
自分もそうならないようにいつでも初心でいることが大事ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
是(こ)の故に、馬を方べ輪を埋むるもの未だ恃(たの)むに足らざるなり。勇を斉えて一の若くするは、(九地) 是故、方馬埋輪、未足恃也。斉勇若一、(政之道也。剛柔皆得、地之埋也。) 「こういうわけで、戦闘…
無限の井戸 力というものは、一たんその気になり、決心と覚悟さえ立ったら、後からあとから無限に湧いてくるものです。 それはちょうど、井戸に湧く水のようなもので、もう汲み出してしまったと思っても、いつの間…
本質を見失うな① 人間というものは、現在自分の当面している仕事をまず片付けて、しかるのち、余力があったら、自分の根底を養うような修養をすべきでしょう。【465】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日…
王、勃然として色を変ず 王曰く、「貴戚の卿を謂ひ問ふ」。曰く、「君大過あれば則ち諫め、之を反覆して聴かざれば則ち位を易ふ」と。王、勃然として色を変ず。(万章下末章) おういわく、「きせきのけいをこいと…
悪魔の顔した応援団 おしせまって来る苦難は、自分で解決するよりほかに道はない。自分にふりかかった火の粉は、自分で払いのけるより方法はない。 それには、どっかと落ち着いて、真っ正面から苦難に立ち向かい、…