歯に如くはなし|2月26日のことです。
Release: 2018/02/26 Update: 2018/02/26
郷党は歯に如くはなし。(公孫丑下二章)
きょうとうはしにしくはなし。(こうそんちゅうげにしょう)
【訳】
世間では重ねた年齢が最も尊ばれる。
〇松陰は、「孟子」の「三尊(爵位・年齢・道徳)」に関して、当時の長州藩士の風潮を、「爵位の尊さは知っているが、道徳の大切さを知らない。道徳の大切は知っていても、年齢を重ねた老輩・長者の尊さを知らない」と嘆いている。
孟子一日一言、2月26日の言葉です。
年を重ねることが尊ばれる世の中であってほしいですね。
どんどん高齢化が進んでいく日本ですから。
年は誰しもとっていくいくものです。
働く年齢もどんどん上がっていくでしょう。
健康に気をつけて元気にいく必要もまたありそうですね。
孟子もなれるまでしばらくかかりそうです(´;ω;`)
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