水を澄ますのは水|7月13日のことです。
Release: 2018/07/13 Update: 2018/07/13
水を澄ますのは水
よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。
物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。
もし”地獄の沙汰も金次第”という事がほんとうであったならば、金のある人には何の苦しみも無いはずである。
物によって変わる精神は、かえ易い。強いゆがみは、物ではどうにもならぬ。水を澄ますのは水であり、精神を清めるには精神による外ない。
7月13日、丸山敏雄一日一言幸せになるため366話、の今日の言葉です。
納得ですね。物で変わるものは限度があります。
子供でもある程度小さいうちは物で言うことを聞くという場合があるかもしれません。
しかし、本当に物事がわかってくると、もう物でも説教でもだめですね。
自分で経験、体験するほかありません。
これが酷な状況であろうと経験しなければわかりませんね。
精神は精神でしか変わりません。
今日一日朗らかに安らかに進んで働きます。
関連コンテンツ
徳 孔子曰く、徳の流行するは置郵して命を伝ふるよりも速かなりと。(公孫丑上首章) こうしいわく、とくのりゅうこうするはちゆうしてめいをつたうるよりもすみやかなりと。(こうそんいかみしゅしょう) 【訳】…
五十歩・百歩 「五十歩を以て百歩を笑はば則ち何如」。 「不可なり。直だ百歩ならざるのみ。是れも亦走るなり」。(梁恵王上三章) 「ごじゅっぽをもってひゃっぽをわらわばすなわちいかん」 「ふかなり。ただひ…
継ぐべきを為す 業を創め統を垂るるには、継ぐべきを為すなり。(梁恵王下十四章) ぎょうをはじめとうをたるるには、つぐべきをなすなり。(りょうのけいおうしもじゅうよんしょう) 【訳】 (君子たる者は)事…
西伯は善く老を養う者なり 伯夷、紂を避けて北海の浜に居り、文王作興すと聞きて曰く、「盍ぞ帰せざらんや。吾れ聞く西伯は善く老を養ふ者なり」と。(尽心上二十二章) はくい、ちゅうをさけてほっかいのほとりに…
「此に楚の大夫あらんに、其の子の齊語せんことを欲するや、則ち齊人をしてこれに傅たらしめんか、楚人をしてこれに傅たらしめんか」。曰く、「齊人をしてこれに傅たらしめん」。(滕文公下六章) 「ここにそのたい…