病を防ぐには|2月16日のことです。
Release: 2018/02/16 Update: 2019/01/12
これまで気候のせいだ、黴菌のしわざだと片づけてきた病気も、その半分の原因は愛和の欠けたところからきている。
細菌はどこに入りこむのか。それは愛和のかけた人間の、そのからっぽの肉体に巣食うのである。
しばらく借り物でも仕方がない。空部屋の中に、愛の言葉を、和の情緒を、住みこませておく。
そのうちに、心の底からわき出てくるまことの愛情、まことのなごみ、うるおい、これで胸一ぱいになる。赤い暖かい美しい血潮で、この肉体がみちみちでくる。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)、2月16日のことです。
病気というのは心の問題というのは誰しもが思うところであります。
熱を測って突然さらに具合が悪くなるだとか、
ぶつけたところが赤くなってくると途端にさらに痛くなるとか。
そういう経験はだれでもあるものです。
その原因は愛和というのはよくよく考えてみるとそうかもしれませんね。
愛の言葉でがんばれる。和やかな状況が早く回復するというのはあります。
心からのものであればそれが一番くすりになるのは実感するところですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
見るは知るの端 見るは、知るの端である。知ることによって、敬が高まり、和が強まり、愛が深まる。まさに歌境に入る出発点は、見ることである。じっと見ることである。そのまま見ることである。 見ることによって…
春風に和む家庭 夫婦がうまくいかぬ、養子や嫁と新しい父母との間が悪い、子供が不良である、兄弟仲がまずい―これは世に珍しくない家庭の悩みである。 それが、その中の誰か一人、倫理をふんで心・行いを改めると…
商売繁盛の八か条 一、気がついたら、すぐすること。 二、人を好ききらいせず、物をすききらいせぬ。 三、金払いをよくすること。 四、天候気候について不平不満をもたぬこと。 五、時勢の変動に、すばしこく対…
生きているとは 命は、目に見えぬ世界で、宇宙の本体と通じている。早い話が、人間一人ひとりは、電灯のようなものと思えないだろうか。ポツリと一つ光っているように見えるが、その実、電線で発電所と連絡されてい…
悪習がなおった 老父が、飲酒の悪習があって困る。年は七十に近い。子夫婦も孫たちも飲酒を止めさせようとする。しかし祖父のくせは衰えるふうがない。 或る時、決心した。「老父に今さらこの風習を変えさせようと…