真実の道
Release: 2022/07/15 Update: 2022/07/15
真実の道
実は真実の道というものは、自分がこれを興そうとか、あるいは「自分がこれを開くんだ」というような考えでは、真に開けるものではないようです。では、真実の道は、一体いかにして興るものでしょうか。それには、「自分が道を開くのだ」というような一切の野心やはからいが消え去って、このわが身わが心の一切を、現在自分が当面しているつとめに向って捧げ切る「誠」によってのみ、開かれるのであります。【290】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
今出来ることや仕事を一生懸命する。
集中力というような問題も出てきますね~。
意欲の低下をどやって防ぐのかという問題があるかもしれません。
常に本質を追い求めるということはとても重要ですよね。
自分の志が確立していて自分はこの道をというよう力が必要だとは思います。
強制的にくせを付けなければなりません。
本当に心の癖は簡単には治りませんから。
関連コンテンツ
生死一如 われわれは、自己の生に徹することによって生を超えると共に、そこにおのずから死をも超える道が開かれてくるのであります。かくして人生を真に徹して生きる人には、生死はついに一貫となり、さらに一如と…
肉体が滅びても 一人の偉大な教師の存在によって、二十年、三十年、否、時には四、五十年の後に、その地方が根本から立ち直って、そこに新たなる民風が起こるというのでなければならぬでしょう。その時、その種子を…
真の読書 真の読書というものは、自分の内心の已むにやまれぬよう要求から、ちょうど飢えたものが食を求め、渇した者が水を求めるようにであってこそ、初めてその書物の価値を十分に吸収することができる。【107…
人となる道を明らかにする われわれは、一体何のために学問修養をすることが必要かというに、これを一口で言えば、結局は「人となる道」、すなわち人間になる道を明らかにするためであり、具体的に言えば、「日本国…
職責を通して道を体得する われわれの国家社会に対する努めは、どこまでもその職分を通して行われる外ないわけですが、同時にまた他面、このような考えに対しては、いかなる人間でも、ほとんど例外なく、何らかの職…