立志をもって根本とする②
Release: 2022/04/08 Update: 2022/04/08
立志をもって根本とする②
私は、志を打ち立てるところに、学問の根本眼目があると信じるものです。その他すべての事柄は、要するにこの根本が打ち立てられるところに、おのずからしてできてくるのです。【292】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
やはり、志という言葉の響きはなにか凛としたものを感じます。
北海道では雪がなくなる春がくるころは何かワクワクすることが増えます。
とくに晴れた日などはたまらなくやる気というようなものが溢れてきます。
昨年は学ぶの多い一年でした。
さて今年度はどういった学びの実践がよいものか。
人生も半分以上で70歳までは7839日しかないわけです。
60歳までなら4187日。
さて志をというところです。
関連コンテンツ
思いつめる力 「自分もいつまでもこんなことをしていたんでは、大した教師にはなれないだろう。一端の教育者となるためには、何とかして現在のこの生温るさを克服しなければならぬ」と日夜思いつめるところがなくて…
充実した生活 日常生活を充実したものにするとは、一体何なのかと言えば、これを最も手地な点から言えば、結局自己のなすべき仕事を、少しの隙間もおかずに、着々と次から次へと処理していくことだと言ってもよいで…
卒業 学校を卒業するということは、人生という長旅への出発点ということです。しかるに卒業といえば、もういい気になって、寄宿舎の窓などを破って喜んでいる程度の人間が、第二の小国民の教育に従事するかと思うと…
とにかく人間は、「自己を磨くのは自己以外にない」ということを、改めて深く覚悟しなければならぬと思います。 すなわち、われわれの日々の生活は、この「自分」という、一生に唯一の彫刻を刻みつつあるのだという…
真の教育 真の教育は、 相手をして生々発展させるものでなければならぬ。 教育によって萎縮するようではいけない。 学校は色々の角度から ー諸教科目を通してー 根本を一事を学ぶ処である。 そしてそれは結局…