真の志①
Release: 2022/04/09 Update: 2022/04/09
真の志①
真の志とは、自分の心の奥底に潜在しつつ、常にその念頭に現れて、自己を導き、自己を激励するものでなければならぬのです。【296】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
何度も読んでいる本でも、自分の状況で捉え方は変わるものです。
今日はそれを強く感じるものでした。
立志。志というのは実になんとも言えない力強さを感じる言葉です。
この志というもので一生を貫けたらどれだけ尊い一生涯を過ごせるのでしょうか。
しかし、こういうものが常にブレブレというのが大いなる問題点でもあるわけです。
我とか欲というものは相当根深いもので簡単にはどうにもならんと思いますが、出来れば爪の垢程度には教授のいうことを理解して実行したいとは思っているのです。
反省だけして実行できないというのもいささかおめでたいとは感じますし。
今日はちょっと感じることが多い部分でした。
勉強仲間の立志というものが強く感じられる春だからでしょうか。
がんばりたい。踏ん張りたいと感じています。
関連コンテンツ
学校のみにたよらず なるほど学校には、学校独特の長所のあることは申すまでもありません。しかしながら、人は決して学校だけで完成されるものではないのです。人間としての深みや味わいは、学校のみにたよらず、常…
「ハイ」に全人格をこめる あなた方はこの「ハイ」という一語が一体どれほど深い意味を持っているかということは、平素あまり考えていないかもしれません。しかしわたくしの考えでは、人間の人柄というものは、大体…
自己の特色を出すべきか否か 自己の特色というものは、しいて特色を出そうとして出るものではありません。否、自分の特色を出そうということが、あまりに意識的になりますと、かえって変な厭味なものになりましょう…
大往生の条件 一日の予定を完了しないで、明日に残して寝るということは、畢竟人生の最後においても、多くの思いを残して死ぬということです。つまりそういうことを一生続けていたんでは、真の大往生はできないわけ…
仕事の処理は修養の中心 仕事の処理いかんに、その人の人間としての偉さのほどが、伺えるとさえいえるほどであります。 実際われわれは、平生うっかりとしていると、仕事の処理などということに、修養上の一つの大…