絶妙の調和|8月9日のことです。
絶妙の調和
世の中は、一個の生物のごとく有機的に、ただ一つの統一の中に動いている。自然現象も、人間の事象も、一つの例外もない。その事のうつりかわりは、秩序整然として一糸の乱れもない。間に一本の毛を入れるすき間もない。無限の空間にひろがる横のつながりから、悠久の時間に続く縦のつながり、時空一貫の絶妙の調和、天地の進行には一秒の休息もない。
亡びると見えたのは、ただの姿の変化であり、衰えると見えたのは、栄えの前提であった。変化の貫く統一・差別そのままの平等、至公至平、動そのままの静。
8月9日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
統一の中にいる。
なんだか難しいことですが、何となくわかる気もします。
出会えるべき人には必ず逢えるし、思っていることの強さで実現度合もかわる。
亡びは変化の前段階。衰えは実は栄えの前提。
実際、中庸のなかでひとつのかけも許さない世の中なんでしょうね。
今のこの時間も絶妙、統一の中の単なる一つかもしれません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。