腰を据えて取り組む|4月25日のことです。
Release: 2019/04/27 Update: 2019/04/27
腰を据えて取り組む
機械が故障してどうにもならぬとき、決死の至誠をもってこれに当たる人が出てきますと、みごとに直る。
いくら手をつくしても、どうにも動かぬという機械が、これに当たる人の心を改めてやり直すことによって、すらすら動きはじめたという体験は、枚挙にいとまがないほど出ております。
仕事について、飯を食うためのものというだけでなく、信念をもって、どっかとその仕事の前に坐り込んでやっていただきたいと思うのであります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月25日の言葉です。
機械についてはまさにこの通りだと思います。
しっかりと整備して心を尽くすときに初めて自分のものなる。
道具があっての仕事です。
モノづくりには欠かさせない心ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
美しい食事 毎日毎日、それこそ何はしなくとも、これだけは欠かすことのできない食事について、正しい美しい人類の文化を、心ゆくまで味わい、保ってまいりたいと存じます。 これにつけても、食事をする室は寝室と…
希望は心の太陽 夜が明けたから、日が出るのではない。日が出たから夜が明けて、万物が眠りからさめて、生々と活動をはじめるのである。 夜になっても、太陽はなくなったのではない。地球はいつも太陽の光明の中に…
食物への感謝 ただ今私のお膳にすえられた一ぱいの飯、これは私の今日の命の糧、活動の根元である。これが無ければ生きてゆけないと分かった時、食物に向かってどんな気持ちでいるのが最も正しく、間違いない心構え…
苦難は正義の友 ある人は言った。 「難問題にぶち当たった時、もつれた糸をときほぐすような気持ちでこれにあたる。急いではならぬ、さわいではいかぬ。じっと見ていると、糸口が見つかる。静かに、一つひとつほぐ…
苦難は正義の友 ある人は言った。 「難問題にぶち当たった時、もつれた糸をときほぐすような気持ちでこれにあたる。急いではならぬ、さわいではいかぬ。じっと見ていると、糸口が見つかる。静かに、一つひとつほぐ…