自然の芸術|9月30日のことです
Release: 2019/09/30 Update: 2019/09/30
自然の芸術
自然の年々、春来れば花が咲き、秋されば実を結ぶ。こうしたことは、一見すると旧態依然少しの変化も進歩もないようである。しかし、その観景に接すると、言いようもない新味を感じる。
これはどうしたことであろう。形式―すなわち形や色や―は同じでも、そのなかに充実し、盛りあげられている実質は、みな新しいからである。
形は古いが、中味は新しい。それでこそ、これに対したとき、あくことのない魅力に引きつけられるのである。ここに、神の創作がある。自然の芸術がある。
9月30日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
四季の変化はいつも変わらないように感じますが実際は毎回違う。
毎日の朝日を浴びれば力がわくし、春になればやる気がでる。
正月になれば新しい気持ちになる。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
祖先まつり 親子の愛情は、古今東西変わりなく、人と人とのタテにしっかと結び合わせる力である。 この愛情は、さかのぼっては、祖父母、曾祖父母・・・と、ずっと祖先へいたり、ついに人類の始原に至る。 祖先ま…
朗らかになる法 まず何よりも、朗らかな声を出す、言ってしまう、表現する。 世の中のユーモアは、笑いは、詩は、歌は、漫画は、音楽は、世を朗らかにするために現れた神の奏楽である。 上を向く。空を仰ぐ。胸を…
物は生きている 物は生きている。着物も、道具も、機械も、金銭も皆生きている。 大切につかえば、その持ち主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持主に反抗するだけでなく、時には腹立てて食ってかかる…
芸術の意義 山の中に入り込むと、山は見えません。泳いでいては、海の偉大さはわかりません。 ほんとうに生活そのものの意義 実は自分そのものを見きわめるためには、自分の生活・仕事から全く離れて見る。 客観…
成長の原理 成長とは、二者の対立が一つに統一されることによって、新しいものが生まれてくるのです。新しいものと申しましても、その本質は厳然として不変でありながら、そこに他のものを採り入れるのです。 家の…