自由な心|2月4日のことです。
Release: 2019/02/04 Update: 2019/02/04
人間は、自分で自分の捕虜になっている。狭い柵の中にもぐりこんで自分勝手に苦しんでいる。おりというのは諸君の肉体である、さくというのは諸君の住宅である。肉体は心のいれもの(容器)ではないか。古人は言った、「霊の社」と。五尺の短身といって悲観する必要がどこにあるか。体に傷があろうが、何をくよくよする。容物は、もって形があれば足りる。
人の心は、出入自由。ガイレオも文天祥も、身は牢獄につながれたが、心は天地に遊泳した。何を遠慮するのだ、悠々とその広い天地に散歩したまえ。
※文天祥 南宋末の政治家。元朝への仕官を勧められたが節を曲げず死刑となった。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)2月4日の言葉です。
だいぶ醜い入れ物になってきました。
入れ物の手入れはしっかりとしなければなりませんがなかなか難しいものです。
(太ってきている)ということですね(笑)
どういう心でいるかによってすべてが決まります。
幸せと不幸せは自分が決めること。
どんな状態、肉体でも自分が決めた通りになる。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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