自覚的な一歩を
Release: 2022/11/17 Update: 2022/11/17
自覚的な一歩を
諸君、試しに深夜、一本のローソクを机の上に立てて、端座瞑目して過ぎ去った自分の過去を顧みてごらんなさい。そして自分がすでに、人生の四分の一近くを空費したことを想い至る時、諸君は、果たしてどのような感慨に打たれるでしょうか。その時諸君らの人生は、初めて真に自覚的な一歩を踏み出すともいえましょう。【312】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
この大事な章もすぐに忘れてしまいます。
どれほどまでに頭に刷り込みたいことも、そうそう覚えていられないものです。
自分の過去を振り返ることは大事なことで、時としては紙や何かで文章に残した方がいいのではないかと思うのです。
過去20年くらいのことは全部子供たちとの記憶が中心となっているわけですが時系列にしてみなければ簡単には答えられない。
考えてみるといろいろと人生あるわけです。
実際、やれていることとやれていないことあります。
人生二度なしですからと新たな決意もできるわけですね。
振り返りもとても重要なことですね。
関連コンテンツ
東洋美術の権威の金原省吾さんが、いつか私に言われたことが、「教師というもにも大体三段階がある。在校中からすでに生徒の信頼のない教師、これは下の教師である。次は学校にいる間は生徒の信用する教師、これは…
「種のまき方」--それにはまず偉人の伝記を十冊読んで、その中から自分の一番好きな人を一人つきとめるのです。物事は最後の一つをつきつめないとだめです。偉人といわれる人はたくさんおられます。しかし、最後に…
教科書では事足りぬ 今諸君らが、将来ひとかどの人間になろうとしたら、単に学校の教科書だけ勉強していて、それで事すむような姑息低調な考えではいけないと思うのです。【67】 #修身教授録一日一言 #森信三…
学校のみにたよらず なるほど学校には、学校独特の長所のあることは申すまでもありません。しかしながら、人は決して学校だけで完成されるものではないのです。人間としての深みや味わいは、学校のみにたよらず、常…
学問修養には気魄を要す 古人の学と言えば、必ず聖人たらんことを志したものです。しからば今日われわれ日本人として、いやしくも学問修養に志す以上、われわれのもつ偉大な先人の踏まれた足跡を、自分も一歩なりと…