金のひも|9月3日のことです
Release: 2019/09/03 Update: 2019/09/03
金のひも
敬と愛とは、人を結びつける金のひもであります。
この美しい情が、まず一日の心の交流の始めとして交わされるのが、朝のあいさつであります。結びおさめされるのが、夜のあいさつであります。
そう自覚して、心から頭を下げる、言葉を交わす。その時、あたかも煙突の掃除をしたように、子の至情は親に通じ、親の愛情はその子に流れ伝わって―(それはたとえ父母の死後でも同じこと)―一家の上下につなぐ強い力となってくるものであります。
9月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
挨拶は家の上下つなぐ強い力。
おはようございます。おやすみなさい。
しっかりと言えているでしょうか。
言えていない時もあるかもしれませんね。
しっかりと金のひもという意識を持たねばなりませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
絶地(ぜっち)には留まること無く、囲地(いち)には則ち謀り、死地(しち)には則ち戦う。(九変) 絶地無留、囲地則謀、死地則戦。 「③絶地(国境から遠く離れ敵の領土内にある地域)には長い間駐留しない。 …
希望に満ちた人生 耳にあるものは聞け、目にある者は見よ。偉大なる舞台を、天然のバックを、日月星の照明を、花鳥の彩色を、風浪の奏楽を、その主役の妙技を、助演者の活芸を・・・。 何という神の演劇、いったい…
自然の芸術 自然の年々、春来れば花が咲き、秋されば実を結ぶ。こうしたことは、一見すると旧態依然少しの変化も進歩もないようである。しかし、その観景に接すると、言いようもない新味を感じる。 これはどうした…
険形は、我先ずこれに居(お)らば、必ず高陽に居りて以て敵を待つ。若し敵先ずこれに居らば、(地形) 険形者、我先居之、必居高陽以待敵。若敵先居之、(引而去之。勿従也。) 「険しい地形では、味方が先に占拠…
我が身を引きうける 何か不都合が起こったとき、それは自分が悪いのである。 苦しいときには自分が間違っていたのであり、人が苦しむときも己が至らないからであると、一切を己の責めに取る。骨、我が身に引きうけ…