2018年2月の記事

型を破り前進せよ|2月12日のことです

丸山敏雄 2018/02/12公開

書道を始めてしばらくすると、必ずいやになる時があります。こうした関所で、いくじなしが、まずふるいにかけられるわけです。 こうした行い詰りを越えて、「一つの手本」が手に入ってくると、うまく書けるようにな ・・・

日本一の風呂屋さん|2月11日のことです

丸山敏雄 2018/02/11公開

関西のある町に、銭湯を業としている方がありました。「どうしたならば、”日本一の気持ちのよいお風呂”と皆さん喜ばれるか」と心をくだいた結果、まず、一番に掃除をはじめました。 このほかに気をつけていること ・・・

喜んで税金を納める|2月10日のことです

丸山敏雄 2018/02/10公開

喜んで税金を納める人の事業がますます栄え、税を恐れビクビクしたり、いやいやながら納めたり、なるべく納めまいとしたり、期限をおくらせたりする、そうしたけちついた、しみったれた心では、その事業は発展しない ・・・

ある時もない時も|2月9日のことです。

丸山敏雄 2018/02/09公開

貧乏の時に、くよくよし、泣きごとを言い、食事もすまぬ・・・という人は豊かになると、心が急に大きくなって、威張りちらし、むだづかいもする、心のしまりをなくしてしまう。 プラスもマイナスも、共によいことで ・・・

仕事は自己向上の場|2月8日のことです

丸山敏雄 2018/02/08公開

わが命はどこにあるのか、わからぬ。が、もの思えばそこに生命があり、体を動かせばそこに生命が動く。 酒色におぼれてうつつをぬかせば、己はすでにそうした生命であり、ハンマーをとりクワをふるって職場に立てば ・・・

水使いを嫌うな|2月7日のことです

丸山敏雄 2018/02/07公開

私が中学校長をしていた或るクラスに有名なシモヤケのひどい生徒がいた。 ある寒風の吹く日、生徒が教室で掃除をしている。はいって行くとそのシモヤケの生徒がいる。見ると雑巾を二本の棒ではさんで、板の上になで ・・・

子は親の心の実演|2月6日のことです

丸山敏雄 2018/02/06公開

子供は親そのままである。顔形から、身ぶりから、言語の言いぶりから、くせに到るまで・・。 だから子供の手が負えぬ、悪くて困るという時、その原因はことごとく両親にあると知って、自分を改め、夫婦が明朗愛和に ・・・

一日一回|2月5日のことです。

丸山敏雄 2018/02/05公開

「一日一回」、これは上達の秘法である。地球が一度まわる、その間一度くりかえす。これと、リズム(運動)を合わせるということになる。これを大きくいうと、大宇宙とその呼吸を合わせるという。この境地に立ったと ・・・

自由な心|2月4日のことです。

丸山敏雄 2018/02/04公開

人間は、自分で自分の捕虜になっている。狭い柵の中にもぐりこんで自分勝手に苦しんでいる。おりというのは諸君の肉体である、さくというのは諸君の住宅である。肉体は心のいれもの(容器)ではないか。古人は言った ・・・