仕事の心がけ④着手
仕事の心がけ④着手 次には、このように明弁せられた順序にしたがって、まず真先に片付けるべき仕事に、思い切って着手するということが大切です。この「とにかく手をつける」ということは、仕事を処理する上での最 ・・・
仕事の心がけ④着手 次には、このように明弁せられた順序にしたがって、まず真先に片付けるべき仕事に、思い切って着手するということが大切です。この「とにかく手をつける」ということは、仕事を処理する上での最 ・・・
時間の問題を解く ほんとうの真面目な生活、すなわち全力的な生活に入るには、どうしても時間を無駄にしないということが、何よりも大切な事柄になるわけです。しかしこの時間の問題も、結局はその人の根本の覚悟い ・・・
仕事の心がけ③先後の順序 次に大切なことは、同じく大事な事柄の中でも、大体何から片付けるかという前後の順序を明弁するということです。この前後の順序を誤ると、仕事の処理はその円滑が妨げられることになりま ・・・
仕事の心がけ② 本末軽重 次に大切なことは、このような自覚に立って、仕事の本末軽重をよく考えて、それによって事をする順序次第を立てるということです。すなわち一般的には大切なことを先にして、比較的軽いも ・・・
仕事の心がけ①自覚 大切なことは、仕事の処理をもって、自分の修養の第一義だと深く自覚することでしょう。この根本の自覚なくて、仕事を単なる雑務だなどと考えている程度では、とうてい真の仕事の処理はできない ・・・
雑務は心がつくる 雑務という言葉は、私達のよく耳にする言葉ですが、「一言もってその人を知る」とは、まさにこのような場合にも当てはまるかと思うほどです。それというのも、その人自身それを雑務と思うが故に雑 ・・・
人間的価値の根本 人間の人格的な価値というようなものも、その人が、かようかようのことをしたとか、言ったとかいうことよりも、そうした見えるものを越えて香る気品の床しさこそ、その根本はあるといえましょう。 ・・・
気品 気品というものは、人間の修養上、最大の難物と言ってよい。それ以外の事柄は、大体生涯をかければ、必ずできるものですが、この気品という問題だけは、容易にそうとは言えないのです。【148】 #修身教授 ・・・
魂の必然 敬うとは、自分より優れたものの一切を受け入れてこれを吸収し、その一切を奪いとって、ついにはこれを打ち越えようとする強力な魂の、必然的な現れと言ってもよいでしょう。【484】 #修身教授録一日 ・・・
人生の分水嶺 人間も、三十五歳から四十歳にかけては、人生を二等分する分水嶺ともいうべき年齢であって、人間も四十の声を聞けば、かの一葉落ちて天下の秋を知るというように、落莫たる人生の秋風を身に感じ始める ・・・